年末になると『倒産』の話題が”ちょくちょく”出るようになりますね。
今年もネットニュースに、『年の瀬倒産』の記事が出ていました。https://news.yahoo.co.jp/articles/617529a7b831603101dca54da6d7ef27f36bb52c
12月16日の記事ですが、これによると、上場企業でも85社に危険サインがあるそうです。
中堅以下の中小、零細企業となるとどのくらいになるか見当もつきません。
収まらないコロナ禍、ウクライナ・ロシア戦争によるエネルギー・穀物高、さらに円安(ここにきて急に円高になってきましたが😅)による原料高などの要因が考えられますが、それぞれの企業にも従業員と家族がいるわけです。
今現在でも、冬のボーナスはわずか(またはゼロ)で「私の会社は大丈夫❓」と不安を抱えている人も多いのだろうなと思います。
個別には話題にもならずに、倒産した会社はひっそりと退場していき、そこに勤めていた人は寒空に投げ出されるのでしょうか。
負けずに頑張ってもらいたいものだと思います。
書いてきてだんだんと身につまされてきました。
私も曲りなりにも一応大学を卒業したのですが、高校卒業後上場企業の工場に4年勤めてから大学に行き、卒業した年齢が27歳でした。
しかしこれと言って能力が高いわけでもないことを自覚していたので、経営基盤の弱い中小企業に就職し、倒産にあったり、自分に合わないことがわかり転職したりの社会人人生でした。
大卒後29歳で2度目に勤めた「都内にあったとある小さな輸入商社」は、社長と営業部長が大学の同窓で、急成長していたため希望を持っていたのですが、入社3年目に敢え無く倒産してしまいました。(31歳の夏でした😂)
都内の中堅の輸入商社に勤めていた3人位で起業したそうで、私が入社したころは社員数20数人、3年後に倒産したときはその倍くらい(4~50人)はいたと思います。
あとで帝〇データバンクの資料に載った倒産の原因は、『社長の放漫経営』ということで、納得!。融通手形もしっかりあったりして。
倒産する前(ボーナス支給予定日の前でもあった)に、《いろいろ苦労を掛けてご苦労様》ということで熱海に全社員慰安旅行に連れて行ってもらい、「会社は大丈夫だ」「来年もこんな社員旅行をしたい」との社長の訓示を聞いた数日後(ボーナス前)に不渡り手形・・・(;´・ω・)
コネがあるわけでもないので、次に就職する会社もやはり中小零細企業で何社かお世話になり、辞めた会社でその後解散した会社もありましたが、40過ぎてお世話になった中小企業で20数年努め、65歳で会社人生に幕を下ろしました。
そんな人生を送ってきたので、この年の瀬にきて会社が倒産して寒空に放り出された多くの勤め人が「生きるだけで精いっぱい」になってしまうこともよくわかります(つもりです)。
『そんな会社』に雇われた自分も、『そんな会社』にしか入れなかった自分も、ふがいない会社人生だったのですが、「もう過去のものになってしまったなあ~っ」と思っている今日この頃です。
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