2022年2月26日土曜日

美しいキエフの街が破壊されている

街が破壊されるだけでなく、何の罪もない人命が失われています。

1月から❝ぜったいあぶない、あぶない!❞と思っていましたが、北京オリンピックが終わったばかりの24日、ロシア・プーチン大統領がとうとうウクライナに侵略を始めました。

それから2日たち、フェイクも含めて情報が多すぎますが、事実を見極めなくては・・・。


マンション地下の防空壕に避難しているウクライナの小学生くらいの女の子が「戦争は嫌だ、死にたくない」(字幕ですが)と言っている映像がテレビニュースから流れていました。

うちの相方がそのニュースを見て、「なんでこんなひどいことをするんだろうね😡!💧」と憤っていましたが、まあこの言葉に尽きますね。



キエフの街  写真AC様・masa2さんより

ウクライナの古くて美しい街キエフ(だけでなくほかの都市にも)の、ごく普通に働いて生活している人々が住むアパートに、ロシアのミサイルが撃ち込まれ大破して、亡くなったり苦しめられている映像を見ると、胸が痛くなりますね。

あとで弁償しろよと思いますね・・・(゚Д゚;)


追い詰められているウクライナのゼレンスキー大統領は「誰も助けに来てくれない」また、「私はキエフにいる、武器は放棄しない」と言っていましたが、悲壮感が伝わってきます。

ほんとに気の毒だけど、NATOもアメリカも日本も含めてどこの国も、ウクライナに入って助けに行ってないというか行けない。


NATOができないんだったら、いろいろ制約はあるかもしれないが、国連の平和維持軍のようなものが、ウクライナ国民を助けられないものかな~。


今後の成り行きについては読めませんが、どちらにしてもウクライナの人々には厳しい状況が待っているのは間違いないと思います。


今のウクライナを明日の日本に重ねると、日本に対して特定の国が言いがかりをつけ(例えば自国民が迫害されているとかなんとか)、保護するためにと突然日本の領土に侵攻し、大都市に迫りミサイルを撃ち込むなんてことが現実に起こったらどうするでしょうか。

ただ今回のロシアの侵攻を憤るだけではなく、いろいろ考えなくてはね、と思う今日この頃です。



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2022年2月23日水曜日

コメント欄にスパムが来ております(゚Д゚;)

 最近ぼちぼち更新しているこのマイナーなブログに、何日も前から毎日似たような文面の、日本語ではない複数のコメントが来るようになりました。

家計支出を公開している記事に多いように思います。(ほかに記事にも来ましたが)

そのコメントが、基本的にあまりうまくないというか意味が分かりずらい英語で、文章の中にハングル文字のリンクが入っているものです。

差出人の名前が毎回違うし、文章も毎回違っていますが、だいたいオンラインのギャンブルに誘導するようなもの(らしい)です。

らしいというのは、実際にハングルのリンクをクリックはしないのですが、英文の文脈やネットの情報ではそのようなので・・・(;´・ω・)

これがよく言われる『コメントスパム』というもののようです。

ブログに文面を出そうと思ったのですが、それも気分が悪いので、よく見ないで削除することにしました。

1日に何十通も来るわけではないですが、日本語で書いているじいさんのブログに何で英語とハングルのワケがわからないコメントが来るのかと、腹立たしいやら気持ちが悪いやら・・・ヽ(`Д´)ノプンプン。

当然スパム認定して公開はしないのですが、どんどんたまってくるので最終的に削除しているところです。

このブログはGoogle様ののBloggerというブログサービスを使っているのですが、いまのところコメントの差出人がGoogleのアカウントを使っているので、Bloggerのブログに集中的にコメントを送っているのかな? と思っています。





これらのコメントスパムをその都度削除するのも煩わしいし、手違いでコメント欄に掲載されて、読者の方がリンクをクリックして、怪しいギャンブルのサイトに誘導されて、御迷惑をかけることになっても困るし・・・・💧

それは無いとは思いますが、ウィルスの仕組まれたコメントだったりしても困るし・・・💧


団塊の定年おやじも年をとって、すっかりメンタルが弱くなっておりますので、悪意ある者からの攻撃ではないのか? 削除してもしつこく送ってくるのか?などと考えると、ブログを更新する意欲も無くなる・・・かも?


ということで、シンプルでマイナーなブログ続けることとはいたしますが、しばらくコメント欄を非表示にして、閉じることにしました。


迷惑メールという言葉はよく聞きますが、迷惑コメントにもほんとに迷惑しますね。

コメントスパムで、何らかの被害があったら迷惑だけにはとどまらないので、皆様もご注意くださいね。

今日は皆様へのご注意喚起ということも含めて、この記事を投稿いたしました。


読んでいただきましてありがとうございます、それではまた・・・ね。


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2022年2月19日土曜日

3月上旬に3回目のワクチン接種予約しました

 1月の下旬に、3回目の新型コロナワクチン接種の案内と接種券が送られていたのですが、1か月ほど『様子を』見ていました。

様子を見ていたのですが、接種を受けるメリットとデメリットを考えると、わが家の場合はメリットの方がありそうかもしれない、というそれほど積極的ではない判断で、予約をすることにしました。


昨年7月にファイザー社のワクチンを2回接種して、特に副反応(副作用?)が強く出たということもなありませんでした。

それで今回もファイザーで行くのが無難のような気がして、ワクチンはファイザー、いくつかの接種会場の中で市立病院ということで、オンラインで簡単に予約しました。

2月28日にクルマの1か月無料点検、3月2日にカミさんがリウマチ内科、4日には運転免許の高齢者講習を予約していて、その前にワクチン接種して当日熱が出たりしたら面倒なことになる可能性が無きにしも非ず。

それらが終わった後の方がいいかな?ということで、日にちは空いていた3月7日ということに決めました。

『様子を見て』いたら、接種がちょっと遅れましたが、まあ受けるほうがいいかも?という判断です。




3月上旬にワクチン接種をして、4月くらいにコロナの蔓延が収まったら、ぼちぼち遠出をしようかなあ~と、うずうず待っている今日この頃です。


今年は小田原とか水戸に『梅見』も考えていたのですが、それはとりあえずやめとくことにしました。

代わりに来週あたりに、住んでいる市内にちょっとした梅園があり、そこでピクニック気分を味わって、梅干を買ってこようかな?というのがカミさんの要望であります(;´・ω・)


《追記》3月7日より前に予約の空いている日(3月1日)があったので、やはり少しでも早いほうがいいのかな?ということで1日にすることにしました。



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2022年2月13日日曜日

車谷長吉『人生の四苦八苦』の読書感想です

写真AC様よりお借りした画像


 今日の記事は、以前書いていた読書ブログに載せたもので、現在は『下書き』にしていましたが、こちらに移し替えしましたのでよろしく<m(__)m>

 


  車谷長吉の作品です。



書名  人生の四苦八苦
発行  新書館
著者  車谷長吉  

私小説家・車谷長吉(くるまたに ちょうきつ)、最も気になる小説家の1人です。

なお、残念ながら車谷長吉氏は、2015年5月17日の朝に亡くなっています。  
私は、当時の訃報を伝える讀賣新聞の記事と、その写真をとってありますが、残念ながら著作権の関係でこのブログに載せられません💦



その辺のことは高橋順子の「夫・車谷長吉」という本を読んで、読書感想として書いております。    
型破りな車谷長吉という作家のフアンですが?

もう一つこの方の思い出など書いております。よろしければご参考に。
車谷長吉氏を思い出して


ということで、今日のタイトルの本は、私も人生に四苦八苦している身なもので、気になる1冊です。


平成10年から23年までの、エッセイや講演の話をまとめたものです。
別々のエッセイなので、同じ話が何回も出てきて、車谷の人生が

生い立ちから、希望の高等学校に落ちたこと、母親のこと、小説を書き始めに挫折して世捨人・無一物の暮らしの9年間、直木賞をとるまでのこと、鼻(脳)と強迫性障碍の病気のこと、自分の弱さをさらけ出します。

そして車谷文学の虚点と実点、嘘をつく能力がなければ小説は書けない、ダメで嫌いな作家の実名を挙げて書く(;´Д`)💦

車谷長吉の文学は、人間だれもが持つ苦しみ、「四苦八苦」がテーマで、また「無一物」と「寂しさ」も小説の根底にあると言います。

挫折と生活の厳しい人生で、53歳で「赤目四十八滝心中未遂」で第119回直木賞を受賞した時の喜びは、なかなかのものであっただろうと推察しますが、本人は直木賞より芥川賞の方が欲しかったような気がします。

「世界一周恐怖航海記」のことが書かれていて、この本も読みましたが、車谷氏の人柄が良く出ていて笑ってしまいました。

巻末の「車谷長吉氏への質問箱」がありますが、失礼で不躾な編集者?の質問にも真面目に答えている車谷氏が微笑ましい。



読んでいただきましてありがとうございました。


今日はこの辺で。



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2022年2月12日土曜日

春からクルマ旅に出かける⇒予定

今年からはクルマを新しく買ったのを機会に、《わが家の経済の許す限り》ですが日本全国?クルマで出かけたいなと思って、ブログランキングの『国内旅行』にも登録してみました。

旅行とクルマに関心のある皆様も、よろしくお願いいたしまする(^^;💧


前にも書いたことがあるのですが、ここで私のクルマの履歴というものを改めて簡単に書いてみたいと思います。

中古車も新車もあり、カミさんが乗っていたクルマも含みます。

今は旧車ブームというものもあるそうで、買ったクルマを長く乗る方も多いようですが、私の場合は1台平均5年くらいかな?と思います。


昭和時代は、昭和45年の21歳の時に買ったスバル・R2から始まり、ダイハツ・コンソルテ、日産・バイオレット、日産・サニーとなっています。


平成に入ってから、スズキ・フロンテ👉マツダ・ファミリアと同時に、3年落ちの中古のいすゞ・ジェミニ。

ここから『にわかマツダ党』になり、新車でデミオ👉プレマシーと続きます。

その前に親戚から10年落ちの日産・ブルーバードを譲ってもらい2年ほど乗っていました。

いすゞ・ジェミニがどうも事故車だったのではないかという疑問が湧いて、カミさんの意向で、それ以後は無理しても新車を買うようになりました。


その後カミさんがテレビCMで気に入ったekワゴンも新車で買い、定年リタイアしたときに日産・ノート👉ホンダ・N-WGN👉そして先月購入したホンダ・フィット4です。

全部合わせると14台で、これでもうそろそろ『上がり』かな?と思います。


こうやって思い返すと、それぞれのクルマに懐かしい思い出があり、いろんなところに行ったものです。




これからも、運転できる限りはフィットで日本全国回ってみたいなという希望は、まだまだあります。

コロナ化が収まったらさっそく、東名高速または中央道で、滋賀~鳥取~島根~山口~福岡~大分と回って、下関からフェリーで横須賀に戻るというコースで、1週間から10日まで位のクルマ旅を考えています。



ここまで読んでいただきましてありがとうございました。



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2022年2月10日木曜日

いつになったら新しいクルマで遠出ができるのかな?

今日の投稿はとりとめのない話になります(まあいつものことなのですが(;´・ω・)💧)

関東地方は大雪の予想だったのですが、今のところそれほどでもなさそうで、私のところでも数センチくらい積もった程度なので、とりあえずホッとしています。

明日は晴れのようです。


例のオミクロンもまだ収まっていないので、外に出るのは極力控えています。      とくに土日・祝日はよほどの用事がなければ家にいます。


またクルマの話になりますが、1月18日に店頭納車されて今日で2週間ほどですが、まだ127kmしか走っていません。



Total Care プレミアムというサービスがあり、これに申し込んだのでスマートフォンでクルマの状態が細かく把握することができます。

最初の1年間は無料サービスで、2年目から月額500円だそうですが、走行距離がわかるだけでなく緊急事態にも対応してくれるということで、安心で快適ということが言えるようです。


せっかく軽自動車から、横幅が少し広めの5ナンバーのコンパクトカーに買い替えたので、高速道路での長距離移動も、カミさんが今までより少しはらくになるかと期待している今日この頃です。

ですが・・・、遠出をするにはあと2か月くらいは我慢した方がいいのかなあと思っていて、今はもっぱら時どき行く買い物用に使っています。

スポーツ公園の散歩と梅を見に行くことはヤラナクチですが・・・(;´・ω・)


ちなみに車幅に注目して、クルマの寸法(長×幅×高 単位m)は下記のとおりです。

N-WGN 3.395×1.475×1.655 👉 室内 2.055×1.365×1.300

FIT  3.995×1.695×1.540 👉 室内 1.955×1.455×1.260

車の全幅は22cmFITが長く、室内幅では9cm長いという計算になります。

室内の幅は運転席と助手席で1人当たり4.5cm広くなったのですが、乗った感じではもっと広くなった感じもし、差の13センチはどこに行ったのか?その分はドアの厚みになり、安全対策されているということで納得はしております。

軽自動車とコンパクトカーの室内寸法はあまり変わらないのが数字で確認できました。

うーっむ・・・(;´・ω・)💧


ちょっと話題が変わりまして、

もともと人付き合いしなくても全く苦にならない性格だということに気づき、定年リタイア後には人づきあいが苦にならないというより苦手になっていて、必要最小限の外出でほぼ引きこもりの生活でもノープロブレム。

テレビでAmazonプライムの映画やドラマやYouTubeを見て、飽きたら自分を見つめ自分と対話して、ブログのネタを考えたり書いたりして過ごす日々も、また楽しからずやなのです。


そういえば市役所から3回目のワクチン接種の案内が来ていて、昨年の7月に2回目を接種したものは今月から予約可能ということですが、どうも積極的に接種を受ける気にならなくて、どうしようかな?様子を見ているところです。


ということで読んでいただきましてありがとうございました。



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2022年2月8日火曜日

我等の生涯の最良の年

NHKBSプレミアムで放映した、上のタイトルの映画を録画で鑑賞しました。

この映画のポスター(作成1946年)。パブリックドメインです。



こちらは日本の楽天市場でのDVDです(・_・;)💧
  
1946年公開のアメリカ映画で監督はウィリアム・ワイラー。

主な出演者(年齢は出演当時)は次の通り。

フレデリック・マーチ(アル・スティーブンソン役:元陸軍歩兵軍曹・富裕層)50歳

ダナ・アンドリュース(フレッド・デリー役:元陸軍航空軍大尉・庶民層)47歳

ハロルド・ラッセル (ホーマー・バリッシュ役:元航空母艦水兵・中流階級)32歳

マーナ・ロイ    (ミリー・スティーブンソン役:アルの妻)41歳

テレサ・ライト   (ペギー・スティーブンソン役:アルの娘)28歳

キャシー・オドネル (ウィルマ・キャメロン役:ホーマーの恋人)23歳

ヴァージニア・メイヨ(マリー・デリー役:フレッドの妻)26歳

1945年に太平洋戦争が終結して、アル、フレッド、ホーマーのそれぞれ年齢も軍歴も出身階級も違う3人の帰還兵が、たまたま同じ地方の町の故郷への軍用機乗り合わせ、知り合いになる。

アルは軍曹だったが上流階級で、帰還して元居た銀行に戻り重役になるが子供たちとの関係がなかなかうまくいかない。

フレッドはたくさんの勲章を胸につける英雄将校だったが、帰るとなかなか職が見つからず、他に手に職もなく大手に買収された元働いていたドラッグストアの店員に雇用されるも、トラブルがもとで辞職し無職になり・・・。

ホーマーは母艦の沈没時に腕をやけどし両手を失って、陽気を装うも屈折した生活を送り、フィアンセともなかなかうまくいかない・・・。


フレッドとアルの娘ペギー、ホーマーとウィルマの恋を主軸に描きつつ、3人の復員兵の目を通して戦後のアメリカの社会(問題も含めて)を見せてくれる。

戦勝国のアメリカでも戦場などで心身に傷を負った人だけでなく、復員してきた人たちは社会生活になじめなかったり、軍隊で身に着けた技術が民間会社のキャリアに通用せず、きびしい生活に追い込まれることが多々ある。

これは監督の考えなんだと思うが、アルの息子が父親に広島のことを聞き「こんな戦争はしなくてもよかったのではないか」というが、日本人としても心にしみましたね。


さいごはすべてハッピーエンドとはいかないが、ほのぼのとした未来を予感させてくれて終わるのがまたいい。

戦争が終わった1945年は、主人公たちみんなにとって最良の年だったのということなんでしょうか。

75年も前の作品なので、出演した俳優・女優はほとんどの方が亡くなられていますが、今見ても色あせないいい映画です。


ということで、映画鑑賞の短い感想文でした。



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2022年2月5日土曜日

西村賢太氏の訃報は衝撃でした(;゚Д゚)

 今月1日に、『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞した(政治家でもあった)石原慎太郎氏が亡くなりました。

西村賢太氏の『胸中の人 石原慎太郎氏を悼む』という記事が読売新聞に投稿されたのは翌日の2日でした。              https://www.yomiuri.co.jp/culture/20220201-OYT8T50129/


誰が何と言おうと、石原慎太郎氏を敬愛・尊敬していた西村賢太氏だったのだなあ~。


それからわずか3日後の本日午後、ネットニュースを見ていたカミさんが「あんた!芥川賞作家の西村賢太氏が亡くなったって💧」という声に、えっまさか(;´・ω・)💧としばし呆然。


そして私にとっては89歳の石原氏の訃報も衝撃だったが、それよりも、❝とても長生きしそうにない❞と思っていたものの、『私の子供位の年齢』の西村氏の訃報の衝撃を聞く方がはるかに衝撃が大きかった。


作家の訃報で、しばし呆然となったのは、車谷長𠮷氏が亡くなった時以来かもしれません。https://www.teinenritaia.com/2018/02/blog-post_25.html


思い起こせば西村賢太氏を初めて読んだのが『暗渠の宿』で、もう15年も経つんですね。

2007年に第29回野間文芸新人賞を取ったのでなのか、地元の図書館にお勧めでおいてあった、異様な表紙の本をなにげなく手に取ったのが初めてで、読んだときの感想は「なんじゃこりゃ!太宰治よりヤバイヤツカモシレン😂」という感じでしたかね。

(ヤバイヤツはほめ言葉です・・・💧)


下は2018年12月12日に、以前読書感想を書いていたブログに西村賢太氏の感想を投稿したものですが、改めて記載させていただきます。


《知る人は知る、知らない人は知らない? 芥川賞作家・西村賢太の私小説短篇集です。

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著者  西村賢太
書名  二度はゆけぬ町の地図

発行  角川文庫

西村賢太(芥川賞)、車谷長吉(直木賞)は賞をとる前から作品を読んでいる作家で、私小説フアンの私としては何とも気になる2人です。
残念ながら車谷長吉は、すでに亡くなっていますが・・・。

西村賢太の作品は、最初に読んだのが2006年で、もう12年ほど前になり、「暗渠の宿」という小説です。

その時は作者と主人公がまさに全く同一人物として認識していて、「この人ホントに危ない人なんじゃないのか?」「こんな人間が良く小説がかけるもんだなあ」と思ってしまったいました。

その後何とも言えない、一見誰でも書けそうな文章に見えるが、誰にも書けない《西村賢太ワールド》に「はまって」しまっていました。

私小説という分野ですが、主人公は作者西村賢太の分身?根っからのDV弱い者いじめ男の北町貫太で「なんだこの小説は、しょうもないな?」などと独り言を言いながらも、読むのが止まらなかったものです。

その他の北町貫多ものも同じパターンで、お約束のクズっぷりでフアンにはたまらなくなってきました。

この本も、《最も知り合いになりたくない男(;゚Д゚)、半端じゃない自堕落・自己中男なのに自分を「僕」というアンバランス、根が哲学者?な、北町貫多の青春篇・短篇集というものです。

フィクション9割、ノンフィクション1割という感じで、ばかすぎて面白すぎて、読むのが止まらないという作品集です。

滞ったアパートの家賃は払わずに夜逃げ。旅の恥はかき捨て。でも二度と同じ町に戻れない。次の町でも同じことになるんだなあと思わせる北町貫多という男。
でもなぜか憎めない北町貫多。

西村賢太の作品は50代のときと70に手が届くときに読んだ感想がちがってくるものですね?
私小説の分野でも、車谷長吉と西村賢太を読むと、太宰治や坂口安吾のような大作家が、ただのお坊ちゃんの様に思えてきます。》

記載は以上です。



最近は本はあまり読まなくなっていたのですが、「もっと読んでおけばよかったなあ~、これから先ももっと西村氏には書いてもらいたかったなあ~」と思ってももう遅い、かなわないものですね。

『秋恵』さんはこの西村氏の訃報を見たかしら・・・❓


なおこのブログにも以前、西村賢太の作品を取り上げた記事を3つほど書いています。
よろしかったらご参照ください。

「西村賢太」を読んだので感想などを(蠕動で渉れ、汚泥の川を)

   西村賢太の本を読んだ ほか(芝公園六角堂跡)

 西村賢太「夜更けの川に落ち葉は流れて」を読んだ  


不摂生を自認していた西村氏、持病の悪化なのかなあ~・・?

詳しいことは今のところわかりませんが、それにしても54歳は若すぎますね?


お疲れさまでした、西村氏の過去作品をもう1度ゆっくり読み返すのも弔いになるのかなと思います。

合掌


『追記』その後の報道では4日夜、タクシーの中で具合が悪くなり、病院に運ばれた時には心臓が止まっていたとのことです。


改めてお悔やみ申し上げます。




ここまで読んでいただきましてありがとうございます。



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2022年2月2日水曜日

2がたくさん並んだ友引の日に愛車の御祈祷してもらった

下のグラフは、2月1日現在の、過去1年の新型コロナの国内の発生状況、新規陽性患者の推移(日別)です。


厚生労働省のホームページより

新規陽性者数:81,561人 前日比🔺20,819人で、グラフはバブルの株価の急騰のようですね。

第7波と言われている日本では陽性者はまだ増え続けていますが、欧州では急激に減少している国もあるようで、近いうちに減少に転じると(個人的には)思っています。

また重傷者が少ないということですが、インフルエンザと同じくらいの症状だとしても、私としてもウイルスに感染したくないということは間違いありません。


しかし正直いえば、昨年の一時期に比べれば危機感が薄れているのも間違いないですが、『マスク・手指消毒・人ごみになるべく出ない』というのは習慣になっています。


ということで、先月28日にクルマの納車でホンダディーラーに行ってから、ほとんど家にこもっていたのですが、今日は予約していた市内の神社にクルマの「御祈祷」に行ってきました。


写真AC様よりお借りした画像です。
本日行った神社ではありませんが、こんなイメージです(^^;


2022年2月2日午後2時に神社に着きました。

奇しくも2がいっぱい並びましたが、今日は大安でなく友引ですがまあ、いい日なのではないかと思います。

(車購入後大安は5日土曜日で、参拝者も多そう、ならば早いほうがいいと思ったので本日にしました)

そして2時半から御祈祷をやってもらい、心情的なことなのですが、なんとなく気が引き締まって安心感も得て、さらに今後も安全運転で行きましょうと思うことができました。


前にも書きましたが、72歳でのクルマ購入でいつまで運転できるかわからない、これが最後の車になると思ったもので、家族(息子)のように大事にしようと思っております。はい!

そして新幹線や飛行機ではなく、なるべく日本全国このクルマでカミさんと旅に出たいと思っているのです。

鳥取、島根(出雲)、九州(まだ行っていない大分)、東北、北海道行きたいなあ~!

早くコロナ・オミクロン株、減少に転じて、自由に旅に出られるようになってほしいなあ~(;´・ω・)

団塊のじいさんにはあまり時間がないんじゃ~!(`・ω・´)キリ


ということで、今日は2ならびのいい日でしたというお話でした。



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