昨日(8月14日)午後7時過ぎだったか、たまたまスマホの画面をみていたら、ヤフーニュース(アプリ)の速報で渡哲也氏の訃報が流れました。
78歳肺炎で・・・亡くなったのは10日午後6時30分とのことです。
石原プロのニュース(エピソード)も最近よく見ていましたが、病気がちだったご本人の体調はかなり悪くなっていたとの報道がありました。
石原裕次郎氏の『俺がしんだら即会社を畳みなさい』という遺言が、34回忌を迎えてめどがつけられての旅立ちだったのですが、責任感の強い渡氏としては会社の最期を見届けたかっただろうな、と思うものです。
渡哲也氏は石原裕次郎氏とともに昭和の映画・テレビで一時代を築いた俳優であります。
平成になっても活躍されていて、まさに渋くて男気があり存在感のあるヒーローでしたね。
私が初めて渡哲也主演の映画を見たのは、「ゴキブリ刑事」という映画で、もう47年も前の1973年(昭和48年)のことで、当時横浜市の白楽にあり当時は邦画専門の紅座という映画館です。
白楽の最寄りの大学の貧乏学生だった私は、映画が好きでオールナイトも含めてしょっちゅう見に行っていました。⇨何しろ安かったので。
3本立ての1つでそれほど期待していなかったのですが、見たら面白く渡哲也(刑事・鳴神鉄也)の、ダーティハリーも真っ青なくらいの?これでもかという悪(地元の暴力団)をつぶすパワー全開でこれぞ渡哲也の真骨頂。
冒頭の、特捜刑事鳴神が某県(当時あっ千葉県だと思った)の所轄の警察署に、派遣か転勤で初めて出仕する朝、食べるものが何もなく、インスタントコーヒーをカップに入れ、水で溶かしはブラスでかき回して飲むシーンは50年近くたってもなぜか忘れられません。
映画のストーリーはうろ覚えになっていますが、この時、漢・渡哲也にすっかり魅了されてしまいました。
この映画が、のちの石原プロの『西部警察』などの警察ものハードボイルドにつながっていったのですね。
渡哲也氏と主演映画の魅力を書きだすときりがなくなります。
紳士でかつ真摯、こわもてだけど優しく、渋くて男気のある圧倒的なパワーの映画俳優渡哲也氏のような俳優はもう出ないだろうな?
謹んで渡哲也さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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