JALグループは来年度入社の新卒採用を見送る方針だそうです。
1700人採用予定のところ、パイロットや障害者を対象とする約80人と、内定者150人はそのまま採用予定だそうですが、社長は「今の状況を考えると来年入社してもらっても仕事がないので、新人の方の採用は難しい」ということです。
予期はしていたでしょうが、大変厳しいのは間違いないですね。
厳しい状況はさらに1~2(以上?)年続くのではないでしょうか?
ANAも来春の2500人の新卒採用を中止し、航空業界だけでなく、旅行代理店大手も採用活動を中止してきています。
4月以降旅客も宿泊客も8割以上減っており、政府がGO TOといっても不評で旅行客はそれほど増えそうになく、旅行に行くのを様子見の国民のほうが多い。
というか、国民の大多数は旅行どころではないというのが実情だと思います。
大阪のホワイトベアー・ファミリーという旅行代理店が、グループで負債総額351億円で経営破綻しているし、このままいけばほかの会社もあぶないと誰もが思います。
今年の初めまでは、消費増税の影響も何のその、オリンピックを控え、インバウンドも順調で航空・旅行・宿泊業界も活気着いていたのに、たったの2~3か月で20年前の就職氷河期時代に戻ってしまいそう。
航空業界を希望する大学生には気の毒なことだと思うが、数年別の業界で働いてそれでも航空業界に行きたいと思う場合は、チャレンジできる世の中になっていればいいな? と思うのだけど・・・。
現状は新卒採用どころか今いる従業員さえ仕事がないということで、業界全体では余剰人員はすでに大量に出ているのでしょう。
気の毒なことだなどと悠長なことも言ってられません。
日本社会全体で雇用がどうなっていくかわからないですね。
私が住んでいる市内でも、よく知っている企業がいくつか倒産しています。
はた目には順調に伸びているように見えた企業もあり、今の時代どうなるかわからないもので、いろいろ考えるものです。
またいつかこんな時代が、体が元気なうちに来ればいいのだけれど・・・。
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