春高楼の 花の宴 巡る盃 影さして 千代の松枝 分け出でし 昔の光 今いずこ・・・・・・・・
1901年(明治34年)、土井晩翠作詞・瀧廉太郎作曲の『荒城の月』の出だしです。
誰もが学校の音楽で習った、よく知っている、格調高い不滅の名曲ですね。
土井晩翠の詩も素晴らしいが、短命だった天才瀧廉太郎が21歳の時に作曲し、よくぞこの曲を残してくれたと思うほどです。
私は昔の小学唱歌や戦前の歌が好きなのですが、年を取ってきて特に心に沁みてくるこの歌が特に大好きになりました。
歌うのは下手で聞くだけですが・・・。
この歌を聴いていると、土井晩翠がどこの城跡を見て(あるいは思い浮かべて)作詞したのか興味が尽きません。
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会津鶴ヶ城イメージ:写真ACより |
通説では会津若松の鶴ヶ城を思い浮かべて作詞したとされています。
私は会津の鶴ヶ城跡に小学校6年の修学旅行で行きましたが、土井晩翠のことは思い浮かびませんでした。
その後20年後くらいに再度会津に行き、日が暮れそうな夕方、天守閣が再建された立派な鶴ヶ城に行ったときに、この荒城の月の歌詞と土井晩翠のこと、瀧廉太郎のことが思い浮かんできて、30歳前半の私はしばしたたずんでしまいました。
そのほか仙台の青葉城、大分県竹田市の岡城、富山県富山城、岩手県九戸城などの説もあり、興味も尽きません。
そして歌を聴く場合、多くの歌い手や合唱団が歌っていますが、私は遠い昔の戦国時代に思いをはせながら聴く フォレスタ の歌う『荒城の月』に最も魅かれます。
男性陣だけでも混声でもいいですね。
ブログを書きながら、青葉城にも岡城にも富山城にも行ってみたいなあ~という気持ちがわいてきました。
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