10日くらい前の5月7日のニューズウィーク(Yahooニュース)の記事で、
『アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏が、保有していたデルタ航空などの米国航空会社の株(40億ドル相当)をすべて売却した』というニュースがありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200507-00010000-newsweek-int
この記事の中で、名言の多いことでも有名なバフェット氏は、航空業界について次のようなことを言っています。(一部引用させていただきました)
「ロックダウンで複数の業界が影響を受けている。そして残念ながら中でも大きな打撃を受けているのが航空業界だ」「人々が3~4年後に、昨年までと同じくらい飛行機に乗るかどうかわからない」「今回手放した4つの航空会社はいずれも、少なくとも100から200憶ドルの借り入れを行うことになるだろう」「借り入れをしたら、それを一定期間のうちに企業利益から返済していかなければならない。(中略)そうなれば企業価値は損なわれてしまう」
航空業界の経営者をリスペクトし、彼らの経営責任ではないとしながらも自分の会社を守るために株を手放したということで、逆にデルタ航空からもリスペクトされています。
株価下落の途中で手放したので、それでもかなりの損失はあり「私のミスだった」と言っているのですが、投資の神様といわれるような人でも、予測のつかないことが起こるということですね?
この前にもANAとJALのことを書きましたが、日本の航空業界も全く同じで、ますます厳しくなってくることは、今だったら誰でも予測できます。
この感染症のウィルスは消えることはないので、世界はウィルスと共存していかなければならないという専門家もいます。
世界中の国がロックダウンと、飛行機などでの入国禁止を続けていけばどの国も経済が持たなくなるので、どこかで徐々に《制限を設けながらも》解除するほかないだろうと思います。
どんな制限かとつらつら思うに、国発行の『免疫パスポート(抗体証明書)』のようなもの、または逆に『PCR陰性証明書』がないと入国させないか、14日間の自主隔離を強制するなどということになるのではないか?
また持病を持っているものや高齢者は入国が厳しくなるかもしれない?
海外旅行などは大体が不要不急のものなのですが、どの国も外貨を落としてくれる利益より、病気をばらまかれる不利益を重視するようになるでしょうね。
逆に海外に行きたいと思っても、いろんなリスクを考えると、今はやめておこうかなと思う人もだんだん減ってくるだろうと思います。
それより以前に航空会社がなくなってしまった・・・なんてことにはならないだろうが(゚Д゚;)
私とカミさんもさいごにもう1回くらい海外(スペインがいいなとかオーストラリアに1回は行きたいなとかワーワー言っていました)に行きたい気持ちもあることはあるが、もはや行けることはないのだろうと半ば思っております、ハイ。
今年を境に世界も日本も、私たちの生活も大きく(悪く)変わってしまうのだろうか?と思います。
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