2019年10月1日火曜日

訣別  マイクル・コナリー




書名 訣別 上下巻
著者 マイクル・コナリー(米) 2016年
訳者 古沢嘉通
発行 講談社文庫(2019年7月)

原題は、THE WRONG SIDE OF GOODBYEです。
直訳だと「さよならの反対側」、意訳すると「ひどい別れ」。

 

マイクル・コナリーによるハリーボッシュシリーズは、第1作目の『ナイトホークス』(1992年)から数えて、24年目の(米での発行)本作品で19作目になります。

第1作目の当時43歳のベトナム戦争のトラウマに苦しめられていた、ロサンゼルス警察ハリウッド署の壮年刑事のハリーボッシュは、この作品では67歳になりロス警察を引退しています。

立探偵をやりながら、の部分ではロサンゼルス近郊の小さい市のボランティア刑事になっている、ハリー・ボッシュの正義感と反骨精神は昔のままのようですが、冒頭からベトナム戦争絡みの展開もあり、当時を思い出すことにもなります。


私立探偵としては、寿命が尽きるのもあとわずかか? と思われる高齢の大富豪から直系子孫探しを依頼され、ボランティア刑事としては、《網戸切り》という連続婦女暴行犯を追い詰めて行くことを、同時進行で進めていくハリー・ボッシュ。

前半の展開はゆっくりで、公私混同も入ってきて、それが刑事としての立場を危うくなりそうになりながらも、後半意外な展開になり、一気に解決に向かいます。

ハリー・ボッシュシリーズは、主人公が年を重ねながらまだまだ続くようです。
ハリーの母違いの弟、リンカーン弁護士ことミッキーハラーも要所要所に出てきて、ハリーを助けます。
また探偵・刑事もので、古希に近い主人公はあまりいないので、それが楽しみででもあります。


現在の『顔面末梢神経麻痺』の自己診断回復率 : 30.0%


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