2019年9月19日木曜日

「11/22/63」  スティーヴン・キング

読書感想で、今日は数字とスラッシュだけの題名の長編小説です。
上巻529ページ、下巻527ページ 計1,056ページ (;゚Д゚)💦

 

枚数がすごいだけではなく、読み応えのあるSFであり、時間旅行エンターテインメントであり、恋愛、歴史、歴史改編、政治、環境問題まで含んだ、スティーヴン・キングの力作です。

書名  11/22/63
著者  スティーヴン・キング
訳者  白石朗
発行  文芸春秋社 (2013年9月刊)


題名の数字は、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが、テキサス州ダラスで遊説中にオズワルドと言う男が撃ったとされる、銃弾に倒れた日、すなわち1963年11月22日のことです。

『タイムトンネル』とか『時間旅行』という内容の小説や映画、ドラマは子供の頃からなぜかワクワクしたものでした。

そしてこの小説も、少年時代に戻ったような全編ハラハラ・ドキドキの高揚感満載で、「とにかく読んで面白かった」ということに尽きるのが感想のすべてになります。

キングと言えばメイン州、そこに住む高校英文学教師である、35歳の主人公ジェイクは、がんに侵されたアルという友人から、過去に通じる『兎の穴』の秘密を告げられ、ケネディを救ってくれという願いを託され、過去に向かう。

そこは1963年ではなく、1958年9月19日正午2分前に通ずる場所であり『ケネディが倒れる日』まで、5年間もあるということだった。

1958年からの5年間を、素朴で古き良き(も悪くも)アメリカ、人種差別もまだ普通にあり、環境問題が起きる以前の時代であることを描いています。

小説上で歴史は改編されることを極力拒むとされ、また仮にケネディを救ってアメリカが戦争の道に進まなかったとしても、50年後に現実の現代より、平和で穏やかなアメリカや世界が来るのか、保証がない?

様々な試練を経ての最終章、最愛の婚約者セイディーを失った悲しみのあと、またセイディーと再会することができるのか?

涙の感動的なシーンが続きます。





❝ひとたび尽きてしまったら、時間は2度ととり戻せない❞



読み応えあります。
スティーヴン・キングの最も傑作の1っ冊(上下2冊ですが)、まだ読んだことがないというあなた、おすすめです。

本日の『顔面末梢神経麻痺』の自己診断回復率 : 13% 


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