3時間以上にわたり、両名は記者の質問に対して嘘はなく、真摯に答えていたとは思いますが、当初の「謝罪」が中心の内容が、本人たちの意図はなかったとしても、だんだんと吉本興業経営陣(主に岡本社長)批判・話し合った際の内容暴露のような雰囲気にもなってきました。
嘘はないとは思いたいですがね・・・。
その会見を踏まえての、昨日22日の吉本興業岡本社長の記者会見だと思いますが、制限時間なし異例の5時間半にも及ぶ記者会見。
会見の時間制限を設けないという『誠実さ』にも関わらず、「会社の記者会見は失敗だった」「グダグダな内容だった」「やらない方が良かった」と所属の芸人始め、あらゆる方面から避難に近い酷評でした。
グダグダになったのは、岡本社長が世論を気にしすぎて、宮迫氏らを怒ったことを、「そんなつもりじゃなかった」的なことを言ったから。
反社から金をもらったのに、もらってないと嘘をいい、ばれそうになるともらったことは被害者に申し訳ないから謝罪会見させてと、いう身勝手さに、「お前ら首だ」と言うくらいトップとしては当然のことだと思う。
でも実際にはその時点では契約解除ということを、入江氏以外には言っていないのです。
確かに岡本社長の話し方は下手だったし、危機管理の点で問題もあり、この方の《人間》についてはわたしにはわかるはずもないですが、その後のコメントなどで、人間性まで問題にされて見てて気の毒になるくらいでした。
この岡本社長は大学卒業と同時に吉本に入り、東京転勤後ダウンタウンのマネージャーとしてだけでなくテレビに出て体を張り、半年に1日しか休みを取れない中番組制作にも携わり、大崎会長と共に吉本をここまでにした功労が評価されて役員にまでなった、生え抜きの社長だと聞いています。
ということなので、その頃以後に吉本所属になった芸人が、批判することはともかく「会長・社長やめろ」と言うのはまだ早いのではないかな?
わたしも暇なもので、記者会見をYouTube動画で、最初から流しっぱなしで見ておりましたが、記者の質問も同じようなものばかりで、全体的にグダグダだったのは間違いなかったです(;´・ω・)
最初の問題だった、吉本芸人の闇営業・反社会勢力との付き合い?・ギャラをもらったか・所得申告はしたのか等の問題がどこかに吹っ飛んで、吉本興業という私企業内の経営者非難⇨内紛状態という様相を呈してきた様に見えてきました。
松本人志氏や東野幸治氏らは芸人と経営者の間に入って、経営者を批判しつつも、穏便な解決を模索しているようでしたが、どうもそれを超えているようになってきたようです。
宮迫氏らの『闇営業』や、反社会勢力からギャラをもらったことが発端のこの騒動、これははそっちに置いといての、世論だけでなく所属芸人も吉本執行部叩きになってきました。
こうなると、内紛の問題は有名人が所属しているとはいえ、なにぶん私企業の内部の問題なので、付きあいきれないわたしは、ブログではとりあえず、『静観』することにしますね。
ただし、国(政府)も出資しているクールジャパン機構という官民ファンドの、国産プラットフォーム事業で、NTTや吉本興業にも出資されるという発表がなされ、これには税金も投入されていくので、こちらは静観しているわけにはいかないということになります。
この吉本興業関連の問題のため、マスコミでの参議院選挙も、京都のアニメ会社への放火事件の報道も霞んで来たようで、これはやばいですよ。
また政府からもじわじわと吉本興業への批判の声が聞こえてきています。どうなっていくのかな?
このままでは収まらないのは間違いないですね。
わたしのブログもグダグダになりそうなので、今日はこの辺で(;´・ω・)
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