

書名 任務の終わり 上・下巻
著者 スティーブン・キング(米)
訳者 白石朗
発行 文芸春秋
昨年8月29日に、このブログでスティーブン・キングの本の感想を書きましたが、その中の『ミスター・メルセデス』 ⇨ そのブログ投稿:最近読んだ本を紹介します(2018.8.29)
主人公は、退職警察官のビル・ホッジズで、その2作目に『ファインダーズ・キーパーズ』と言う作品、この本が3作目で3部作となっており、これがラスト完結編ということです。
ホッジズの❝天敵❞である、メルセデス・キラーことブレイディ・ハーツフィールドは、1作目の終わりで頭を殴打され、脳死状態に陥り終了したかと思われたが、3部で復活。
ブレイディ・ハーツフィールドとの新たな恐怖の闘いを描くものですが、脳死状態で体も動かせない犯人は、どのような能力で犯罪を仕掛け、天敵のホッジズと闘うのか?
2人の仲間と協力しホッジズはどのように敵の恐るべき能力を見破り、倒していくのかが見所で、1作目にはなかったスティーブン・キングらしいホラーの本領発揮です。
ミステリーの部分はやや抑えた感じですが、あり得ない展開がとにかく面白いと思った作品です。
そして、病気を抱えながら事件を解決し、最後の任務を終えたホッジズ元刑事には、お疲れさまでした・・・・と。
原題は、『ENÐ OF WATCH』
今日はこの辺で。
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