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金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」
この報告書は51ページあり、20人以上の「専門家」や官庁、業界団体の『ワーキンググループ』の面々が時間をかけて、表や図を駆使してまとめてよく出来た資料に思えます。
ただ投資などは参考にする程度にとどめておいた方がいいかな?
とも思いますが。
この問題で立憲民主党の蓮舫議員が麻生金融担当大臣に、「読んだら5分で読めるのに読んでいない」と見栄を切っていたのが印象的な国会ですが、不安をあおっているのは政府ではなく、野党・蓮舫議員の方に見えました。
参院選を前に、蓮舫議員は相変わらずテンションが高く元気なパフォーマンスをみせているなあ~と、感心しています。
上のリンクで見て頂けば分かりますが、普通専門家でもとても5分では読めない、わたしなどでは理解しながら読むには1~2時間以上ははかかるけど、いいたいのはそこではありません。
将来年金を払って支える人が現在以上に急減し、受ける側がどんどん増えていくのは間違いない事で、自由民主党のせいでもない。
誰でもわかっていることです。
この現実が我が国の根底にあって、官庁・政府現役世代にも資産形成を呼び掛けたものだと理解します。
単純計算で、65歳でリタイアし、95歳まで毎月5万円不足すると、1年60万円、30年で1800万円となります。(1世帯当たり)
この分くらいを早いうち、若いうちに目標にして自助努力で資産形成してくれればと呼び掛ける。
わたしみたいに、60歳前後になって気づいても遅いかもしれないのでね。(;´・ω・)
具体的に示してくれてありがたいことだと思うが、野党や一部マスコミはこれが「不安をあおるものだ」「だました」と対案も出さずただ政府を攻撃し、選挙の争点にすると言うのは、引いてしまうものです。
いくら40~50歳代の世代としても、定年リタイア時に貯金もなく、年金だけで老後を賄おうとする人はほぼいないと思います。
その時までに「約2000円万円位の資産形成して」と呼びかけられて、本気で「騙された」という人も少ないのでは、と思います。
国会議員の(特に野党の)方々は、パフォーマンスだけでなく、財源も含めた年金制度のありようも、ぜひ議論していただきたいと思いつつ、パソコンを閉じます。
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