2019年4月20日土曜日

池袋の高齢運転者暴走事故を考える

またまた起きた高齢者運転の悲惨な、しぼう事故。

19日お昼頃、東京都豊島区東池袋の都道で、無職87歳の運転するプリウスが信号を2台無視の暴走し、自転車に乗っていた母娘を始め10人を次々にはね飛ばし、ごみ収集車にぶつかり、31歳と3歳の母娘の命を奪い、他の被害者も重軽傷という。

テレビで事故現場の映像を見たら、白のプリウスは大破、青いごみ収集車は交差点の中で横転、自転車がはね飛ばされ、帽子やヘルメットが散乱、都心の繁華街で尋常じゃないスピードが窺われます。

この事故の報道を聞いて、ネットでも書かれていることですが、どうも腑に落ちないことや疑問が出てきます。

・「運転をやめる」と言っていた、足が悪いという87歳の高齢加害者が、なぜ交通機関の発達している都心でクルマを運転するのか。

・隣に同乗していた妻は、なぜ日頃運転を止められなかったのか。

・加害者は事故後、息子に「アクセルが戻らなくて人をいっぱい引いてしまった」と電話したが、被害者を気遣う様子はない。
高齢で反射神経が衰えているが、認知症という感じではないようだが。

・本人はけがのため入院したということで、警察は加害者を逮捕せず、「過失運転致し傷」の疑いで任意捜査にするそうだ。

・怪我をして入院したこの『加害者』は、息子には電話で「アクセルが戻らなかった」と言ったのは報道されていたが、被害者に対して謝罪の言葉を口にしたというような報道は全くなかった。

・公共放送を始め、テレビ・新聞等のマスコミはこの加害者を『さん』付けしたのは、逮捕されていないので容疑者とは呼ばず、『さん』付けしたと説明しているようだが。

・いくら高齢でもこのような大事故を起こした者は、今までは逮捕又は身柄拘束され容疑者と呼ばれるのは当たり前ではなかったか?

・加害者は、東大出身の工学博士で、元通産省工業技術院長で瑞宝重光章を受賞、退官後はクボタの重役などを歴任、というエリート高齢者(高級国民)なので、警察もマスコミも忖度したと、ネットで言われているのは本当かどうかは別として、かなりの国民がそう思っている?

わたしも運転をしますが、今年70歳(古希)になり、何歳くらいまで運転できるものか、事故を起こしたらどないしよう?と考えるものですが、都心に住んでいなく交通機関が貧弱な地域で悩むところもあります。


この事故のニュースを見て、理不尽だと思う所が多いですが、この老人を責めるだけでは問題は解決しないんだな~。
この話は次の機会でまた・・・。

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