という前提があります。
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2016年8月首相官邸HPで公表された萩生田光一氏の肖像写真 出典:Wikipedia CC表示4.0 |
『ここにきて景気がちょっと落ちている。本当にこの先危ないぞというところが見えて来たら、崖に向かってみんなを連れて行くわけにはいかない。そこはまた違う展開もあると思う』
という内容をとても理性的に、真摯に発言されています。
誰かに言わされているとか言う指摘も全く当てはまらない発言でした。
そのあとに解散総選挙の質問をされ、それにも答えていましたが、そこはとりあえず割愛します。
ジャーナリストの質問に答えて発言した内容で、ごく当たり前のことを言っていて、なんら不適当という感じはしないし、当たり前すぎて普通に聞いてもあっそうなんだね、と聞き流してしまう位です。
しかしその後、一斉に伝統的メディア(オールドメディアという人もいます)の新聞・テレビが出典元の《虎ノ門ニュース》の名前もほぼ出さずに、萩生田氏がとんでもない失言をしたかの様なバッシング満載の報道をし、続いて野党がそれに乗っかり萩生田氏を攻撃しだしました。
さらにそれを受けて、二階幹事長ら自民党幹部からも財界からも不快感を表明されたりして、テレビでは、麻生財務大臣にこの問題を質問していました。
麻生財務大臣は同じような質問ばかりで迷惑だとうんざりされて、萩生田氏を揶揄するような場面もありましたが、本心かどうかは分かりません。
虎ノ門ニュースはあまり見ている人はいないと思いますが、一般の国民や中小企業が「萩生田さんの意見は当然だよな」「社会・経済情勢に応じて政策を修正することは悪いことではなく、必要なことだよね」と思っているはずなのに、なぜか萩生田氏は新聞・テレビ・コメンテーターが、ほぼ四面楚歌の状態にしています。
とくにコメンテーターと称する人の殆どは、《虎ノ門ニュースという建設的な番組》の中での、リアルの萩生田氏の発言を聞いていないと思われ、新聞やテレビを見ただけだと思われるコメントでの様に思われます。
菅官房長官は4月19日の記者会見で、「リーマンショック級の出来事が起こらない限り、10月に10%に引き上げることに全く変わりはない」と言っています。
萩生田氏の発言は、言い回しが違うだけで、その菅官房長官の発言と食い違うものではなく、逆に景気が落ちている所に増税したら日本経済は大変になると、改めて我々に考えさせてくれました。
もっと言えば、景気が落ちている状態でなくても増税したら、景気の落ち込みはかなりのものになると思うので、わたしは萩生田氏の考えより以上に、そもそもの今年10月の増税には反対の立場なのですが・・・。
しかしこういった考えはほぼ無視される今の世の中なんだね。
既定路線だから、企業は増税の体制で動いているのだから、ということで、萩生田氏の発言をバッシングしている人たちは、やはり国民のことなど考えていないようです。
ということで、萩生田氏はわたしが知る自由民主党の議員の中でも信頼できる議員の一人ですので、今後もバッシングに負けず頑張っていただきたいと思うものです。
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