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イメージ 出典:いらすとや |
元貴乃花親方が日本テレビ系の3月20日の番組に出演し、母親、兄、テーマが「家族の愛」である絵本のことに語りました。
その中で語られた言葉を、引用・抜粋すると
「家族は原点。暖かいご飯も作ってくれてお母さんに対する感謝と。お父さんが生まれた時から夢を持って生きることの大切さを教えてくれたこと。」この放送で貴乃花が語ったことを、22日に別の局のフジテレビの「バイキング」で、話題にしていました。
「好物を聞かれて唐揚げと言っていたのは、実はお母さんのことが好きですって意味なんです」
さらに、家族については、
「一番つらかったのは父であり、母であったと思いますので(以下略)」
なぜフジテレビが自分で取材しないで、日テレの放送を紹介するの?? という疑問はありますが、まあそれはさておき次へ。
バイキングのコメンテーターの東国原英夫が、貴乃花がお母さんと行ったことを取り上げ、ちょっと馬鹿にしたような上から目線口調で、
「自分の母のことをお母さんと呼ぶのは止めていただきたい。いい歳こいているんですから母とかおふくろとかそういう言い方をしなさい」と発言しました。
「自分の母のことを成人男子がお母さんと呼ぶのは信用できない」
これはリアルタイムでわたしも見ていましたが、「えっ何でそんな言葉で言うのやこいつ!(千鳥ノブ風のリアクション(;´・ω・))」と不快で、お前が言うなという感じですね。
成人が、母親をお母さんと言うのは、適切ではないということは、最後の言葉では母、父と言っていて、当然貴乃花も理解しているのでしょう。
貴乃花は絵本の話もして、子供の頃のエピソードを交えていろんな感情・意味を込めて「お母さん」と言ったもので違和感はなく、東国原がパネルで紹介された文字の言葉で、「いい歳こいてるんだから」と品のない言葉で貴乃花に説教するかの如く発言するのは、貴乃花の名誉を傷つけるものです。
ネットでは逆に「いい歳をした」東国原が今までやっていたことも含めて、貴乃花に対して「いい歳こいて」と言い放ったことには、非難が集まっているのは当然だな?と思います。
貴乃花にしても、東国原にとやかく言われて侮辱されるのは心外だと思っておられるでしょうか。
この話題で感じたのは、漫才コンビ「霜降り明星」の粗品のことです。粗品は26歳ですが、今でも母親を相方の「せいや」にも、人前でも、「かあーちゃん」と言っていて、「せいや」にいじられているのが微笑ましい。
「粗品」の大阪弁のちゃんにアクセントのある柔らかい言葉で、母親に対する愛情が溢れていて、わたしは好きですね。
粗品がM-1グランプリで優勝した時に、「かあーちゃんと(亡き)とうちゃんに感謝したいです」と語っており、母親に電話で泣きながら喜びを伝えていたのが印象的でした。
最後にわたしの場合を思い出すと、中学校1年くらいまでは近所の子供と同じように、親に「かあちゃん、とうちゃん」と呼んでいましたが、徐々に恥ずかしくなりその呼称を使わなくなりました。
20代中盤くらいまで、なんと呼んでいいか分からなくなり、その後「おふくろ、おやじさん」と時どき言うようになった記憶があります。
時どきなので、この言葉もなんか気恥ずかしかったのですね。
その母は79歳で、父は75歳で亡くなりました。
わたしもだんだんその年齢に近づいています。
(本日の文章:敬称略)
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