米国の要求は北朝鮮の完全な非核化で、これをのむつもりがなく、しかしのまなければ合意できないとわかっていたはずの、北朝鮮の指導者金正恩委員長が、何故はるばる4000kmも列車でハノイまで来たのかということがよく分からない。
顔を合わせて話をすればトランプ大統領は何とかしてくれるかも?という、甘い考えがあったのでしょうか?
またトランプの方も、相手がそう簡単に「完全な非核化」をのむと思っていたのだろうか? 疑問。
しかし最終的に2日目の午前中の会談の中で、最終的に合意に達するのは無理だね?と気が付き、席を蹴って(いや蹴っていないと言う説もあり)退席し、決裂させたということで、これは良かった。
この結果でもアメリカはそう困ることもないし、日本(の安倍首相)の存在感が増し、北朝鮮は経済的にさらに厳しくなることは間違いなさそうです。
このトランプ大統領の決断により、韓国も経済制裁を破るようなこともできにくくなり、南北共々いままで散々非難をしていた、日本(の安倍首相)にすりよってくるようになるかも知れません。
その時は拉致された人々を返さなければ、経済的な協力など一歩も進まないという、毅然とした態度をとってもらいたいものだと思います。
金正恩委員長は、ベトナム国内で予定していた訪問も一部とりやめて、2日の午前中には来た列車で帰途についたそうです。
ますます孤立を深める可能性の高く、国内の情勢も心配なんだろうと思います。
それに、1日には故金正男氏の息子を救援した団体が、現北朝鮮体制を覆すための『臨時政府』発足させたとネットで表明したとの記事が出ていました。
今までこのようなニュースは聞いたことがなく、この『臨時政府』なるものがどのようなものか不明ですが、この時期にかなりの注目は浴びたようです。
ますます朝鮮半島、東アジア情勢から目が離せない団塊定年おじさんです。
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