仕事始めの日は社長以下全員で神社に初詣に行き、お祓いをしてもらって、午前中で終わり。(営業等でよほど仕事する必要の有る者は別)
そして次の日が本当の仕事始め。
常務取締役という人が、年始のスピーチで毎年、「正月気分は昨日で終わり!今日から気合を入れて(仕事を)やれ!」と「檄げき」きを飛ばします。
20年来、お盆明け、ゴールデンウイーク明けも同じでした(;´・ω・)
でも今となると、この会社で仕事をしたことが懐かしいです。
発言小町で見た相談。
45人ほどの会社に勤める30代(男女不明でおそらく女性)、会社で退職連鎖が起こっています。
この4年間で15人以上が辞め、理由はパワハラ・マタハラもあった。
自分の部署でも数人辞めて、仕事負担が大きくなりました。
仕事も好きで、上司との関係はいいのだが、会社全体の雰囲気はよい。パワハラ気味の経営者・管理職が、辞めたものの悪口を言う。
売上は下降気味だけどまだ潰れないし給料は良い。
新規採用が退職者に追いつかない。
こんな状況なら転職しますか?
わたしの感想
わたしが、定年で辞めた会社に、40歳を超えて入った頃とよく似ていますね。
「(バカな)社長の経営方針についていけな~い」と、当時の管理職や営業職が何人も一斉に辞めて、人手不足に陥りました。
そして急きょ中途採用を募集しても、長続きするものが少なく、朝入って昼休みで辞めた者がいたりで、《どこに行ってもうまく行かなかった、40歳を過ぎていた》わたしが入社することができました。
(この問題がなかったなら、20代しか採らなかったでしょう)
それから会社もわたしも山あり谷あり、65歳まで勤めてしまいました。
わたしが定年退職した5年前には、(中小企業としてはと、前置きが付きますが)自己資本率も高く、潰れにくい、社員の給料もまあ高く、周りから「優良企業」と目される会社でした。
しかし判断をあせらず、急がず(同じか?)、考えてみましょう。
30代の相談者の、『仕事の実力』というものが見えないのですが、会社や状況から見て、失礼ながら「そこそこ」だと判断しましょう。
その場合転職活動で、45人の今の会社より、規模が大きくパワハラもなく、業績も待遇も良い会社に入れる可能性は、かなり低いというか、ほぼないと思います。
もしあなたが30歳なら、とても厳しいとは思いますが、もう1度よっぽど頑張ってチャレンジして、新しい会社に転職するのも良いかも知れません。
しかし、もし39歳でしたら、パワハラがあったとしても、『上司との関係はよく、仕事自体も好きで、給料も同年代よりもいい』会社をわざわざ辞めても、今より良い転職先はほぼないと考えた方が良いかも知れません。
この会社の先のことは分かりません。
業績が落ちているということですが、利益率の高い会社だそうですので、そう簡単にはつぶれないと思います。
「最悪の」兆候がさらに出てきたときに考えられたらどうでしょう。
或いは勤めながらでも、こんなところで相談しているだけでなく、じっくりと就職情報を仕入れて、自分の目で転職市場を見極めましょう。
どちらにしても、その先に道が開けるかも知れません。
わたしだったらどうするかなあ~・・・、30代だったらてんしょくするかもしれないですね~、でも現在の自分だったら、「転職辞めといた方がいいよ」というかな?(;´・ω・)
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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