2018年10月4日木曜日

日系米人にもこんな作家がいた

こんにちは、団塊定年おじさんです。
読書の秋になりましたね。

日系のアメリカ人作家、ジョー・イデ(JOE・IDE)氏の本を読みました。


書名 IQ
著者 ジョー・イデ
訳  熊谷千寿
発行 早川書房
   2018年6月刊

ジョー・イデ氏はロサンゼルス・サウス・セントラル出身の日系人です。
生年は公表されてないようなのですが、昨年58歳でこの作品を(アメリカ)で発表したということで、現在59歳だと思います。
そして、シャーロック・ホームズの大ファンだそうです。

この作品を読む前から、アメリカの異色の作家で58歳で作家デビュー・第1作目とあって、私としては、この小説より、作家の人となりや、生い立ち・経歴に興味が行ってしまいました。

ジョー・イデ氏はL・Aのサウス・セントラル(現在はサウス・ロサンゼルス)出身ということです。

ここは数年前にロサンゼルス観光に行ったとき、私たちが泊まった「ミヤコホテル」のあるリトルトーキョーから、地図で見るとすぐ近くです。

観光案内人に「サウス・ロサンゼルスはL・Aでも特に治安が悪く、ストリートギャングがいて、お巡りさんも寄り付かないほど。絶対近よっちゃだめですよ。(;゚Д゚) 云々」と言われたほどでした。

ロサンゼルスに住んでいる人でも、この地区は車でも通らないということも聞きました。

そんなサウスセントラル、周りも友人もほとんど黒人という地区で、日系人のジョー・イデ氏は育ち、仲間として受け入れてもらうために、スタイルや話し方を真似して、溶け込んタフに生きることができたということです。

そして彼らはみんな「クール」だったそうですね。
ロスの黒人コミュニティを知っていることが、小説での言葉の言い回しやストーリーのリズムに役立っている。

イデ氏は、大学卒業後小学校教師、ビジネスコンサルタント、NGOの運営、電話代行サービス等を経て脚本家になった後、自分の書きたいことを書ける物書きになって初めて書いたのが、50代後半で、この小説です。




この本の主人公、IQは異色のヒーローで「もぐりの」探偵、アイゼイア・クインターベイの頭文字です。
上の本の表紙の様な、サウスセントラルで育った、20代前半の黒人青年です。

IQは2005年高校生の時、信頼している兄を、無謀運転のクルマにひき逃げされました。

小説の舞台はその8年後、ロサンゼルス・ロングビーチ、2013年。
時々物語は20005年に戻ります。(^-^;
行ったり来たりで、最初は読みにくいかもしれませんが、だんだん面白くなってきます。

成功したラッパーの依頼で、命を狙っている者を突き止める仕事を高額の報酬で引き受けるのだが・・・・(;´・ω・)

この小説を書くにあたって、黒人コミュニティで育ったこと、職業をいろいろ変えたことが役に立っていることは間違いないようです。

本の内容が知りたい方は、ぜひ手にお取りください。

今日も読んでいただきましてありがとうございます。

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