2018年8月9日木曜日

江戸と越後のとりとめのないはなし

台風13号は、今朝7時現在、関東地方に接近中で、銚子市の北東30Kmにいて、北東方向に進んでいます。

かろうじて、東京を直撃(上陸)することなく、関東沿岸に沿って北上し、本州から離れつつあります。

今のところ、大きな被害は伝わってきていないようですが、これから東北地方に接近するので、そちらの方は、引き続きお気を付けください。
「被害が出ないといいな」と願っております。
しかしまた台風14号も発生しているので、これもまた要注意ですね。

この台風13号の動きを見て、いろいろ思ったことがありました。
他愛のない事ですが・・・。

関東地方は今までのデータでも、台風の上陸数はかなり少なく、とりわけ東京は、台風に関してはかなり運がいい都市のようです。

気象庁のホームページで、上陸数の多い都道府県を見てみました。
それによると、

1位鹿児島41個、2位高知26、3位和歌山23、4位静岡20、5位長崎17、 6位宮崎・愛知12、8位熊本・千葉、10位北海道
(気象庁出典、統計期間:1951~2018年第5号迄。太字は上陸数です)

11位以下は、数字がないのですが、別の資料(データ)では東京はゼロ、ちなみに新潟もゼロになっています。

地理的、気象的な要因があるのですが、それにしても、西日本や東海地方に比べると歴然の差があります。

これを見ると、徳川家康が江戸に幕府を開いてから400余年、江戸も東京も台風を始めとした、自然災害が少なかったことが、発展した一因かも知れません。


ただ関東大震災と、米軍による東京大空襲で壊滅的被害はありました。
もう1つ、多くあった江戸の火事は、また別の判断になると思います。

新潟県も、地震はありましたが、他は自然災害は少ないようで、住みやすいところだと思います。
昔は信濃川の氾濫もあったのですが、分水ができてから危険性はかなり回避されているようです。
大雪は災害とも言えますが、恵みでもあります。

異常気象が続く世の中なので、未来は不透明ではありますが。

気象情報などでは、以前は「関東甲信越」地方は・・・、などと言ったものですが、最近は「関東甲信」と言う場合が多いように感じて、「おーい!はどうなったんだい!」と新潟県出身の私は、テレビに向かって1人突っ込んでいます。

越後の新潟県は、関東でもなく、信越地方の言葉は新潟では一般的ですが、甲信越というのも広がりすぎで最近は微妙?で、中部地方に一応入っているようですが、中心の愛知からはかなり場所がはずれていて、これも微妙です。

北陸地方の中に入っているようでいなくて、だいたい新潟県を北陸とはあまり言わず、もちろん東北でもないです(;´・ω・)
新潟県の電力会社は東北電力なのですが・・・。

北陸3県は、福井県・石川県・富山県で、新潟を含めて北陸4県とも、あまり言わないようです。
また越前(福井県)・越中(富山県)・越後と、昔の行政区分では言ったのですが、同じの字がついていても、かなり風土は違います。

こんな、私の原点である愛する新潟県は、どこにも所属しているような、いないようなあいまいさですが、これがまた発展の原動力だったかも知れません。

もちろん故田中角栄氏の功績もあったと思いますが、新潟市は日本海側では人口80万人を超える、唯一の政令指定都市で、どこにも属さなくても独自の発展を遂げています。

明治時代には、東京より農業県の新潟の方が人口が多かった時代もありました。
東海道の次にいち早く新幹線ができて、若いものがみんな東京に出てしまって、新潟の人口は減るかと思ったが、そうでもなく、新幹線のおかげでいつでも東京に行けるというので、逆に残ったものも多かったのです。

私は18歳で新潟を離れて50年過ぎてしまいましたが、やはりふるさと新潟は心の中に、いつもありますね。
そして新潟が発展することは、我がことのようにうれしいです。

1年に1度くらい新潟市に行くのですが、行くたびに街がどんどん広がっていき、少年時代を過ごした新潟のイメージは全くなくなりましたが、日本海はむかしのままですね。(^-^;

今日の投稿は、個人の感想です(;´・ω・)

参照:気象庁:各種データ・資料 より。
 
今日も読んでいただきましてありがとうございます。

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