2018年2月25日日曜日

車谷長吉氏を思い出して

春になって、3年前の5月に、69歳で亡くなった、
車谷長吉氏(ウイキペディア)のことが思い出されてきました。

そして今年の夏には、私(団塊おじさん)も車谷氏が亡くなった年齢と同じく、69歳になります。(;´・ω・)

この訃報は、2015年5月19日(火)の、新聞朝刊社会面にも載りました。
GW後に金沢旅行に行ったときに、駅前のアパホテルで求めた新聞ですが、この車谷長吉氏の訃報を大切に切り抜き保存しています。

大変好きな作家でしたので、旅の途中のテレビニュースで、車谷長吉氏が食べ物を喉に詰まらせて亡くなったと聞いて、まさかと思ったのと同時に「もしかしたら、車谷さんらしい亡くなり方なのかな」と思ったのを思い出します。

車谷長吉氏は、いわゆる私小説家(わたくししょうせつか)です。
写真で見ると、坊主頭で風来坊然として、家は持っていたのですが、それ以外は「無一物」の言葉がぴったりの作家でした。

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最初に車谷作品に触れてから、もう20年ほどになり、その間「赤目四十八瀧心中未遂」で芥川賞にも選ばれましたが、どの作品も好きですね。

亡くなる前の数年位は、あまり執筆をされていなくて、突然亡くなったので、もう彼の新しい文章には触れられなくなり、今でも残念に思っています。

気骨と覚悟があった作家だと今でも思っています。
あれからもう3年になり、私も車谷長吉さんが亡くなった年と同じになります。

車谷さん、ちょっと早かったですねえ~、  合掌。

今日も読んでいただきましてありがとうございます。

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