2018年1月17日水曜日

最初に行ったフランスの旅の思い出

今日は過去に行った海外旅行の思い出を書きます。

40代の後半になって、海外旅行に行くようになりました。
老後のこともあまり考えなかったので、貯金も少なかったのですが、「年をとって行くより、今のうちに海外には行った方がいい。何か得るものがあるだろう。老後は何とかなる。」と一番最初にニューヨークに行き、次はフランスと、計画を立てていました。

その頃、老後破産という言葉はなかったですが、若いときに海外旅行に行きすぎて、老後に貯蓄が無くなり、貧しい生活をしている、なんて話はときどき聞いていました。

私の場合も、旅行や車にお金を使いすぎて、老後が危なくなっていた危険も無きにしもあらず、というか70歳を前にして、まだ危険はあります。

決められた収入の、中小企業の勤め人にとって、定年になるまで、旅行などにお金を使うのを我慢して、ある程度余裕のある老後を期待するか、それは見ずに、何とかなるだろうと、お金があるときに旅行に使う
か、それぞれの自己責任になるのでしょうか。

ということで、本題になります。


家に1997年のカレンダ―があります。
このカレンダーだけは何故か、20年以上経っても捨てないで、壁に掛けています。
パリの街角の日本食寿司店で、年始に昼ごはんを食べて、そこでもらったカレンダーです。

”BASHA”という店名で、日本人が経営しているのかな?と思ったら、ベトナム人(らしい?)経営の店でした。
日本食がブームになる以前ですが、ぼちぼち寿司店などができ始めたころだと思います。
この店の味は、外国で食べる寿司で、外国人が作るにしては、まあまあ美味しかったです。

記念にもらったカレンダーは、気に入ってずーっと壁に掛けております。
初めて言ったフランスの思いでですね(;´・ω・)

この旅は96年12月30日から、97年正月にかけて、日本旅行のツアーで、初めてのパリでした。


今は日本発着便がなくなった、成田発ヴァージンアトランティック航空で、ロンドン乗り継ぎ、パリの同じホテルに6泊して、「あとはご自由に自分で好きなところに」というもので、ホテル送迎だけはついていました。

ホテルもパリ市のはずれのオルレアンというところにある、「イビス パリ ポルト オルレアン」という割と大衆的なホテルで、パンとハムと飲み物だけの朝食付きというツアー(意外とおいしかったが。)。

ここから朝9時前ころ、パリの街に地下鉄で繰り出すのですが、冬のパリはその時間でも、うす暗くて、4時と言えばもう暗くなりました。
街の中心から遠いホテルなので、早めに帰ることになりましたね。

安めのツアーですが、年末年始ということで、当時の旅行代理店の領収書を見ると、1日オプショナルツアー込みで1人227,200円でした。
この他に成田1泊や食事、土産などかかります。
中小企業労働者にとっては、決して安くはなかったですね。

オプショナルツアーは、31日にロワール地方古城めぐりで、雪がちらほら、とても寒かったです。(゚Д゚;)ブルブル
あとは、家内の希望の美術館めぐりが主で、パリの街をぶらぶら。
当時私は46歳、まだ若かったですね~(・・;)💦

現在で、このようなクラスのツアーで、シーズンオフだったら15万円以下でも行けるようです。

パリの街は家内が気に入って、その後2回行きましたが、ホテルはもう少し良いところと思い、2000年ゴールデンウイーク時、ソフィテル・パリ・サンジャックホテル。

2003年、年末年始に行ったときは、ノボテル・パリ・トウール・エッフェル(旧 日航ホテル・パリ)。
これが最後のフランスでした。

エッフェル塔のすぐ近くのホテルだったのですが、エッフェル塔は大混雑で、昇るのをあきらめました。
この時家内が帯状疱疹になって、「とても痛くて早く帰りたい💦」と言われて困っていました。

保険に入っていても外国での病気はいやですね。
幸い帰国まで我慢できて、帰ってすぐ皮膚科に行きました。
これももう、14年も前になります。

これを書きながらいろいろ思い出してしまいました。
人生もあっという間に過ぎつつありますが、あともう1回くらいはヨーロッパに行きたいな~。
お金を貯めなくちゃ(;´Д`)

10年以上前に撮った旅行のアナログの写真は、フィルムとともにまとめて保管してあるのですが、出すのが面倒くさくて、そのままにしてあります。

いつ出せるやら・・・(;´・ω・)

今日も読んでいただきましてありがとうございます。

2 件のコメント:

ふかさん さんのコメント...

KAZUさん
私も初めて行った海外旅行先がフランスでした。32歳の頃。新婚旅行で仏から英国へ。KAZUさんの様に詳しく覚えておりません。英語が喋れる訳でもなく、緊張しっぱなしでした。今思うと贅沢な旅行だったのかナ。その後、英国へ2度、伊へ2度。シニアになった今では、病気のことも在り飛行機に乗れず国内はもとより海外なんて行けません。妻は「また行きたいネ。でも若い頃行ったので悔いはないヨ」と言います。私が亡くなったら、心置きなく娘と行けるのかもしれませんが。~ふかさん~

かずじい さんのコメント...

ふかさんさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
若いころは、海外へ行くなど考えても見なかったのですが、40代後半になって、貯金をはたきつつ、ほぼ毎年行っていました。
英語もフランス語もだめでしたが、何とかなりました。
シニアの今でも体は何とかなりますので、「1年に1回くらいは行きたいな」と思っています。
金額の話で恐縮ですが、1人20万円位のツアーなら、夫婦年1回、何とかなりそうです。