を読みました。
私は2006年に「暗渠の宿」を読んで、西村賢太に接したのが初めてだったので、もう10年以上経ちます。
変な作家というより、やや危ない作家だという印象でしたよ。
その本のプロフィールに、「・・・東京都江戸川区生れ。中卒。・・」
とあったので、単行本のプロフィールに、わざわざ中卒と書いて、小説を書いているこの作者はどんな人なのか、どんな小説なのか?と興味を持ったのを思い出します。
今もそうですが、当時もこんな本誰が読むんだ?と思っていますが、
その後あれよあれよと、見ているうちに芥川賞をとりました。
前にこの作者の本を読んだ時にも投稿しました。
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「西村賢太」を読んだので感想などを (2017年6月3日)
表題の本は、西村賢太の同じ日記シリーズの5冊目、相変わらず西村賢太ファン以外にとっては、どうでもいい内容を延々と綴っています。
平成27年6月20日から、平成28年6月20日の1年間の日記ですが、出版、テレビ関係者との打ち合わせ、執筆、同じ生活のリズムで、昼夜逆転、おさけの量と食事の量半端なく、友人・親戚・家族は1人も出てこず、飲んで食べて寝て、午後2時起床。
誰がこんな本を読むんだ? と思いながらつい手に取ってしまう、愛すべき作家なのです。
日本にこんな作家が、1人くらいいてもいいような気がします。
でも2人とはいなくていでしょう?
皆さんにこの作者の本を、お勧めはしません。(`・ω・´)
が、自分も変わっている人間なので読んでみようかな? という方がいましたら、あえて止めはしませんので、読んでみてはいかがでしょうか。(・_・;)💦