書名 文豪と暮らし ~彼らが愛した物・食・場所~
企画・編集 開発社
発行 創藝社 2017年6月刊
この本はそういった人の、好奇心を満たしてくれる1冊かもしれません。
私の好奇心も満たしてくれました。
この本の中に47名の文豪の愛したものが、3章立てで掲載されています。
第1章 文豪が愛した物
第2章 文豪が愛した味
第3章 文豪が愛した場所
掲載されている文豪は生年の早い方から、江戸時代末期の福沢諭吉、小泉八雲から、大正の終わりの遠藤周作、三島由紀夫まで47人です。
文豪といえば、私はすぐ夏目漱石をイメージしますが。
この本の中で、印象に残った文豪のエピソードを書いてみますね。
最初の1人目
森鴎外 ⭄ 青春を過ごしたドイツの思い出のビイルジョッキ
20代の頃ドイツに留学していた森鴎外は、ドレスデン滞在中の明治19年、24歳の誕生日に、ウイルヘルム・ロートというザクセン軍事医部長から送られた、日付と名前入りの特注のビイルジョッキを、生涯大切にし帰国後は書斎に飾っていたそうです。
現在は文京区立森鴎外記念館に所蔵されているそうです。
この展示品の写真は本に載っていますが、ここでは著作権もありますので掲載でき無いのが残念です。(;´・ω・)
イメージとして代わりに我が家の、ドイツのビールジョッキの写真を載せます。
悪しからず、よろしく。
ただずーっと飾っていただけだったので、今日は懐かしくて、昼に(特製?のおいしい(;´・ω・))うどんを食べた時に、使ってみました
次は太宰治の黒マントかな?
これは青森県五所河原市の太宰治記念館「斜陽館」に所蔵されているそうです。
マントというのは現代ではほぼ誰も着ないので、イメージが湧きませんか?
これもこのブログに掲載できませんので、下の写真でイメージしてください。
「えーっ!、ぜんぜん違うじゃん!」という声も聞こえてきますが、ご愛敬で(^^;)
宮沢賢治のイメージもありますが、彼の作品の「風の又三郎」にもマントを着ていた記憶があります。
その他では、三島由紀夫の、新橋にある老舗料理屋・末げん。
この店で三島は1970年11月24日に最後の晩餐をとったそうですが、食後帰る、その時のエピソードが、哀しいな。😥
また、徳富蘆花の最期の宿になった、伊香保温泉の千明仁泉亭。
この宿での、兄徳富蘇峰とのエピソードもいいですね。
このように47話で、文豪が愛した物・食・場所が紹介されています。
本が好きな人にはお勧めです。(o^―^o)
私も小説より面白かったかな? という感想です。
今日も読んでいただきましてありがとうございます。
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