時事通信社の配信ですが、
”年金受給開始、71歳以上も=自民、「1億活躍」で提言”5月10日の、Yahooニュースより引用
というものです。
ニュースの要旨は、「自民党の1億総活躍推進本部が、現在70歳まで選択可能の年金受給開始を、希望者は71歳以上でも選択できるように、制度を見直すことの政府への提言をまとめた。・・・。」ということです。
確かに71歳を超えて働いて、厚生年金を掛けて、受給開始の年齢を先に延ばせば、年金財政安定にはいくらか寄与できると思います。
しかしこのニュースを見て、少なからずの国民は、
「71歳以上も働かないと、そのうち年金がもらえなくなるのか?」
「年金財政は本当に大丈夫なのかな?」
「男性の平均寿命が80.79歳なのに、70歳を超えて年金をもらうようにしたら、何年もらえるんだろう?」
などと悲観的に考えてしまうかも知れませんね。
ネットの反応もそのような意見が多いようでした。
冷静に考えると、こういう提言も、必ずしも悪くはないと思うのですが、見出しを見るだけで現役世代の人たちには不安や不信が先に立つ人も多い思います。
私も65歳の時、1年とか2年受給を延ばせば、年金をもらう時に割増しになることを知ってはいましたが、先のことは解らないし、いくつまで生きるかわからない、と思って65歳にしました。
年金受給に関しては、年代の格差もあると、よく言われていますが、年金の少ない団塊世代のおじさんは、複雑な気持ちです。
もっと若い人は、額が更に低くなっていくようなので。
今日も読んでいただきましてありがとうございます。
ここまでにします。