そしてドイツの人口8,200万人の2割(1570万人)が、所謂ゲルマン民族のドイツ人ではなく、外国人か、移民の背景のあるドイツ人(ドイツ国籍あり)だそうです。
戦後からトルコ系や東欧系の移民がいたのですが、最近でも増えたのが目に見えるそうです。
私たち外国の観光客が接する人々は、ゲルマン系のドイツ人でない人の方が多かったです。
観光バス・タクシーの運転手、レストランの店員、ホテルの従業員、土産物店店員等。
私たちのツアーの観光バスを運転してくれた、マレクさんという運転手さんはスロバキア人で、スロバキアナンバーのバスで、ドイツに働きに来ている人でした。
アジア人から見てゲルマン系もスラブ系もほぼ区別はつきません。
ヨーロッパ人から見て、中国人も韓国人も日本人も区別がつかないようで、同じですね?
ということで、マレクさんは一仕事が終わったらスロバキアの家に帰るそうで、ドイツを4日間運転してくれて、5日目に返りました。
とてもまじめな運転手で、いい印象の観光が出来ました。
こういうドイツに住んでない、外国から通勤または出張している、働く外国人もいますよ。
ドイツからオーストリアに、アウトバーンで国境を超えるときは、検問など何もなく、標識の色が少し変わっただけで、日本の高速道路で県境を越えるのと同じ感覚です。
聞いてはいたのですが、実際体験できて実感しました。