2017年2月4日土曜日

ディーン・クーンツ ヴェロシティを読んだ

 
 書名  ヴェロシティ 上下巻
著者  ディーン・クーンツ (米)
訳者  田中一江
発行  講談社文庫 2010年

20年ほど前、海外旅行に行くのに英語(英会話)をもう少し習得しようと、新聞などによく広告が出ていた、アカデミー出版のイングリッシュ・アドベンチャーの「家出のドリッピー」という英語教材を買いました。

今でもあるようですが、1年間12教材で5万円程だったと思います。
半年くらいで続かなくなり、成果はあまり上がりませんでした。
継続することが難しかったですね。

それはともかくとして、それがきっかけでアカデミー出版の”超訳”という新しい手法の翻訳小説を読むようになりました。
シドニー・シェルダン、ディーン・クーンツ、ダニエル・スティールというベストセラーになっていたものです。
超訳の訳者は天馬龍行という人で、アカデミー出版の社長だそうです。

超訳の本は、とても読みやすく、内容がサクサクと頭に入ってきました。忘れるのも早かった(;´・ω・)
ちょっと物足りない感じがしました?
そのころから15~20年位たって、今回ディーン・クーンツのヴェロシティという、通常の翻訳の講談社刊のものを読みました。

舞台は米カリフォルニア州のナパ郡周辺で、葡萄とワインの産地で気候温暖なところです。
主人公は元作家でバーテンダーのビリー・ワイルズ。
少年時代の不幸な事件のトラウマをかかえ、さらに恋人がある事故のために、昏睡状態におちいっているという境遇。

そんな彼が思いもかけない、重大な犯罪に巻き込まれてしまうというところから始まります。
このあとどうなるのかというサスペンス、意外な犯人、物語最初の伏線が絡み合った読み応えのある内容でした。

読み終わって感じたことは、なぜ彼がターゲットになったのかが、今一つわからないこと、犯人との対決があっけなかったこと、結末がきれいにまとまりすぎているかな?ということです。

それにしても、とても面白く読めました。
最近のハードボイルドや正統派の?刑事ものとはちょっと違った面白さがありました。