2017年1月25日水曜日

いつもの床屋で見て思ったこと

2か月ぶりに床屋に行きました。
最近は髪があまり伸びないようで、2か月に1回がちょうどいいです。(;´・ω・)💦

定年リタイアするまでは、近所の床屋に行っていたのですが、ここは料金の割には仕事が雑(個人の感想です)だと感じていたので、リタイアとともに、そこに行くのはやめて、いろいろ探して割安のチェーン店の店に替えました。
約半額の料金で、お客として納得のコスパです。
それからもう2年半になります。

この店は椅子が6席で、30代半ば位の店長と理容師2~3人の人員です。
理容師はその間何人か替わっています。
辞めたのか他の店に移ったのかはわかりません。
でも店の感じは悪いということはないです。普通ですね。


今日2か月ぶりにお店に行ったら、シニアの理容師のおじさんがいました。新人のようです?
やや気が弱そうで、痩せ型白髪の60歳前後と見受けられます。
やや元気がなさそうです。

このおじさんが、前のお客の支払い時のレジ清算の時、ちょっとモタモタしていたので店長が見かねたのか、「おい、もういいよ!俺がやるから! もう少しまじめにやれよ!」云々・・・。と叱っていました。
それほど大きな声ではないのですが、聞こえました(-_-;)
新人のおじさんはおどおどしていました。(・・;)

おじさんは不真面目にやっていたのではなく、入ったばかりで覚えられなかったんだよね?年だから。

「部下を叱るのはいいけど、お客のいる所で怒るなよ!気分が悪いから!」・・・と言いませんでした。
団塊定年おじさんは気が弱くてやさしいから。(;´・ω・)
かなり年配の新人が若い先輩(上司)に客の前で怒られている。
こいう場面はいやですね。

想像するに、この高年(すでに高齢者?)の新人の理容師のおじさんは、決して腕が悪いわけではないと思います。

前は自分で理容店をやっていて、お客がだんだん来なくなり廃業したんだ。
チェーン店に押されて・・・。自分の責任だけでなく時代の流れで。


前の自分の店のレジより複雑な操作があって、何回聞いてもよくわからないんだ。(-_-;)
でももろもろの事情で引退はできなくて、ほかの仕事探すより自分の腕を生かしたいと思って、チェーン店に就職したんだね。(以上想像です。聞いてはいないので。)


人生辛いことが多いよね。
でも生活のため頑張らなくてはね。(`・ω・´)キリ
短い時間に、きっちり散髪してもらいました。
ありがとうございましたと言ってくれました。
こちらもありがとうございますと返しました。

(おじさん、今度来る時までがんばって仕事しててね。)
(もしかしたら、いなくなっているかもしれないな。)
と思いつつ、店を後にしました。

「高齢者はたくさん年金もらって悠々自適だね。」と思うかもしれないけど、そういう人は意外と少ないんだよ。
男はつらいよ!ですね。

自分は定年後、悠々自適ではないけど、質素に暮らして、仕事しなくても生活できるので、働くとしてもこいうところは務まらないなと、しみじみ思いいました。
下を見ればきりがないという言葉は身に沁みます。
上を見てもきりがないけどね。(・_・;)

今日も読んでいただきましてありがとうございます。

ではまた。